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スタッドレスタイヤや夏タイヤを交換したあと、「外したタイヤって、どうやって保管するのが正解?」と迷ったことはありませんか?
物置に重ねて置いてもいいのか、ラックに立てた方がいいのか。そもそも屋外に置いても大丈夫なのか、気になりますよね。
タイヤは決して安い買い物ではないからこそ、できるだけ良い状態で保管したいもの。
結論からいうと、ホイール付きタイヤは横置き、ホイールなしのタイヤは縦置きが基本です。
ただし、置き方だけでなく、直射日光や雨を避けることも大切です。
この記事では、タイヤメーカーの公式情報をもとに、正しい保管方法や置き場所の注意点、タイヤ保管カバー・収納ラックの選び方を紹介します。
タイヤの保管方法は縦置き?横置き?

タイヤを保管するとき、最初に確認したいのがホイールの有無です。
ブリヂストンやヨコハマタイヤでは、ホイール付きかどうかによって保管する向きを変えることを推奨しています。
ホイール付きタイヤは横置きが基本
ホイールが付いたままのタイヤは、横向きに寝かせて保管するのが基本です。
ホイール付きタイヤを縦置きにすると、ホイールの重さによってタイヤの接地部分に負担がかかり、変形する可能性があります。
横置きで保管する場合も、ずっと同じタイヤが下になる状態は避けたいところ。
ブリヂストンでは、特定のタイヤに負荷が集中しないよう、定期的に上下を入れ替えることを勧めています。
また、ホイール付きタイヤを長期間保管する際は、空気圧を使用時の約半分に下げることも推奨されています。
再び車に装着するときは、必ず指定空気圧に調整してから走行しましょう。
ホイールなしのタイヤは縦置きが基本
ホイールから外したタイヤは、縦向きに立てて保管するのが基本です。
ホイールなしのタイヤを横向きに積み重ねると、タイヤの側面に負担がかかり、変形につながる可能性があります。
縦置きにする場合も、同じ部分が床に接したままにならないよう、ときどきタイヤを回転させましょう。
ただし、縦置きならどんな場所でもよいわけではありません。
タイヤが倒れないように安定した場所を選び、無理な力がかからないようにすることが大切です。
タイヤを保管する前にやっておきたい3つのこと
タイヤ交換が終わったら、そのまま物置へ運びたくなりますよね。
でも、次のシーズンまで保管するなら、しまう前のひと手間も大切です。
1. 泥や汚れを落とす
取り外したタイヤには、泥や砂、小石などが付いていることがあります。
特にスタッドレスタイヤは、冬の道路で付着した融雪剤などが残っている場合も。
保管前に水洗いなどで汚れを落としておきましょう。
2. しっかり乾燥させる
洗ったタイヤは、十分に乾かしてから保管します。
濡れたままカバーをかけたり、袋に入れたりするのは避けましょう。
ダンロップでも、スタッドレスタイヤは融雪剤や水分を落とし、よく乾かしてから保管するよう案内しています。
3. 傷やひび割れを確認する
タイヤをしまう前に、表面の傷やひび割れ、異常な摩耗がないか確認しておくと、次に使うときの点検にも役立ちます。
ただし、見た目だけで安全性を判断できるとは限りません。
気になる傷や劣化がある場合は、タイヤ販売店などで点検してもらいましょう。
参考:ダンロップ公式|タイヤ・スタッドレスタイヤの保管の仕方
タイヤの保管場所はどこがいい?屋外でも大丈夫?
タイヤの保管場所として考えられるのは、物置、ガレージ、倉庫、ベランダなど。
ただし、どこに置いても同じというわけではありません。
直射日光や雨が当たらない場所を選ぶ
タイヤはゴム製品なので、保管環境によって劣化の進み方が変わります。
日本自動車タイヤ協会では、直射日光、雨、水、油類、熱源、電気火花の出る装置の近くを避けるよう案内しています。
そのため、できるだけ涼しく、日光や雨が直接当たらない場所で保管することが大切です。
屋外にしか置けない場合は?
「物置がないし、家の中にもタイヤ4本を置く場所なんてない!」
そんな家庭もありますよね。
屋外で保管する場合は、できるだけ雨や日光を避けられる場所を選び、保管カバーなどの使用を検討しましょう。
ただし、カバーをかければ完全に劣化を防げるわけではありません。
また、ベランダに置く場合は、建物の管理規約や避難経路、床の耐荷重なども確認が必要です。
特にマンションでは、避難の妨げになる場所にタイヤを置かないよう注意してください。
床に直接置いてもいい?
タイヤを床に直接置くと、ゴムに含まれる成分がにじみ出て、床を汚す可能性があります。
ブリヂストンやヨコハマタイヤでは、床に置く場合、厚手の段ボールなどを敷くことを推奨しています。
物置やガレージの床を汚したくない場合も、敷物を用意しておくとよいでしょう。
タイヤ保管カバーは必要?選び方のポイント

自宅でタイヤを保管するなら、タイヤ保管カバーも検討したいアイテムです。
ブリヂストンでは、タイヤを直射日光や雨から守るため、カバーなどを使って涼しい場所に保管することを案内しています。
ただし、どんなカバーでもよいわけではありません。
タイヤのサイズに合うものを選ぶ
まず確認したいのは、タイヤのサイズです。
保管カバーには、タイヤを1本ずつ収納するタイプや、まとめて覆うタイプなどがあります。
商品によって対応するタイヤの直径や幅が異なるため、購入前にサイズを確認しましょう。
保管場所に合った素材や形を選ぶ
屋内の物置で保管するのか、屋外で保管するのかによって、必要な機能も変わります。
屋外なら、雨や日光への対策を考えた商品が候補になります。
ただし、防水性があるカバーでも、内部に水分が残った状態で使うのは避けましょう。
タイヤを十分に乾燥させてから収納することが大切です。
持ち運びやすさもチェック
タイヤを交換するたびに保管場所から車まで運ぶなら、持ち手の有無も確認しておきたいポイントです。
ただし、タイヤは重量があるため、持ち手付きカバーでも無理に持ち上げず、安全に運べる方法を選びましょう。

タイヤのサイズや保管場所に合うカバーを探してみてください。
タイヤ収納ラックは必要?失敗しない選び方

「タイヤ4本を置いたら、物置がほとんど埋まってしまう……」
そんなときに検討したいのがタイヤ収納ラックです。
ラックを使えば、タイヤを置く場所を決めて整理しやすくなります。
ただし、ラックなら何でもよいわけではありません。
タイヤのサイズとラックの耐荷重を確認
タイヤ収納ラックには、さまざまな大きさや形があります。
ヨコハマタイヤでも、ラックによってはタイヤの外径が適合しない場合があるため、購入前にサイズを確認するよう案内しています。
また、タイヤ4本の重量を支えられるか、耐荷重も必ず確認しましょう。
縦置き用と横置き用の違いに注意
タイヤラックには、縦に並べて収納するタイプや、横向きに積み重ねるタイプがあります。
ホイール付きタイヤは横置き、ホイールなしタイヤは縦置きが基本なので、保管するタイヤに合った形を選ぶことが大切です。
ホイール付きタイヤを縦置きラックに保管する場合は、接地部分への負担にも注意が必要です。
設置場所の広さと安定性を確認
ラックを購入する前に、置く場所の幅・奥行き・高さを測っておきましょう。
また、ラック自体が安定して設置できるかも大切です。
小さな子どもがいる家庭では、子どもがラックに触れたり、登ったりできない場所を選び、転倒防止にも配慮してください。

保管するタイヤのサイズやホイールの有無に合わせて、収納ラックを比較してみましょう。
参考:ヨコハマタイヤ公式|タイヤラック
タイヤの置き場所がないなら保管サービスも選択肢
「そもそも自宅にタイヤを置くスペースがない」
そんな場合は、タイヤ販売店などが提供する保管サービスを検討する方法もあります。
自宅で収納スペースを確保する必要がなくなる一方、保管料金がかかる場合があります。
また、交換時のタイヤの受け渡し方法や、利用できる店舗、保管期間などはサービスによって異なります。
利用する場合は、料金だけでなく、次の交換時にどうやってタイヤを受け取るのかも確認しておくと安心です。
タイヤの保管方法についてよくある質問
Q. タイヤを4本重ねて保管しても大丈夫?
ホイール付きタイヤは、横置きでの保管が基本です。
ただし、長期間同じタイヤに重さが集中しないよう、定期的に上下を入れ替えることが推奨されています。
ホイールなしのタイヤは縦置きが基本なので、4本を横向きに重ねる方法は避けましょう。
Q. タイヤ保管カバーをかければ屋外でも大丈夫?
カバーを使用しても、タイヤの劣化を完全に防げるわけではありません。
できるだけ直射日光や雨が当たらない場所を選び、カバーの中に水分が残らないよう注意しましょう。
Q. タイヤは何年くらい保管できる?
保管できる年数を一律に決めることはできません。
タイヤの状態は、使用状況や保管環境によって異なります。
日本自動車タイヤ協会では、使用開始後5年以上経過したタイヤについて、タイヤ販売店などで継続使用に適しているか点検を受けることを推奨しています。
「5年間なら必ず安全」という意味ではないため、使用前の点検も忘れないようにしましょう。
Q. スタッドレスタイヤも同じ方法で保管していい?
基本的な考え方は同じです。
ただし、冬の道路を走ったスタッドレスタイヤは、融雪剤や泥などの汚れをしっかり落とし、十分に乾かしてから保管しましょう。
まとめ|タイヤはホイールの有無で置き方を変えよう
タイヤの保管方法で覚えておきたいのは、ホイール付きは横置き、ホイールなしは縦置きが基本ということです。
また、置き方だけでなく、直射日光や雨、水分、熱源などを避けることも大切です。
自宅で保管する場合は、保管場所に合わせてカバーや収納ラックを検討してみましょう。
ただし、収納用品を使えば必ずタイヤが長持ちするというわけではありません。タイヤの状態に合った置き方と、適切な保管環境を優先してください。


次のシーズンも安心してタイヤを使えるように、交換後の保管方法を一度見直してみてください。
また、これからスタッドレスタイヤへ交換する予定の方は、交換時期についてまとめた記事も参考にしてください。
